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気温の見方|予測のレンジ・平年値・平年との比較

最終更新日: 2026-10-06

気温の表示は「30〜33℃」のような幅と、「平年よりやや高い」のような比較の2つからなります。それぞれの作り方を説明します。

レンジは「半分くらいの確率で入る幅」

対象日の前後7日の最高・最低気温を年ごとに平均し、「その年のこの時期の気温」を年単位で作ります。表示している「30〜33℃」のような幅は、そうして揃えた日ごとの値の30〜70パーセンタイルです。つまりその日の気温がおよそ半分の確率で入る範囲で、最高記録と最低記録の幅ではありません。

暑い年・寒い年に振れると、この幅から外れることは普通にあります。

昇温の分を今年の水準に揃えている

30年前の7月と去年の7月をそのまま平均すると、昔の涼しい年に引っ張られて低めの値になります。そこで、どの年の値も全国共通の昇温率(日付ごとに推定、おおよそ10年で+0.4℃)で今年の水準に揃えてから平均しています。

地点ごとに傾きを推定していないのは、アメダスの多くが2016年以降しかデータがなく、地点別の傾きが安定しないためです。先の日付を選んだときも、同じ昇温率で年数分を足しています。直線で延ばしてよい範囲として、選べる日付は今日から5年先までにしています。

平年値は1991〜2020年の水準

「平年」は気象庁の平年値と同じ1991〜2020年を指し、その中央の年の水準を平年値としています(予測値から昇温分を引いた値)。ニュースで聞く「平年より3℃高い」の平年と同じ区間です。

「やや高い」「かなり高い」の基準

平年との比較は、差の大きさを年々のばらつき(標準偏差)で割った値で判定しています。差が何℃かではなく、「その地点のその時期として珍しいかどうか」で5段階に分けています。

この方法だと、年々の差が小さい時期の1℃と、振れ幅の大きい時期の1℃を同じ扱いにしなくて済みます。判定に使える年数が5年に届かない地点・日は、気温を表示していません。

「高い・低い」と書く理由

平年比のラベルには「暑い・涼しい」ではなく「高い・低い」を使っています。平年と比べた相対値なので、たとえば秋の釧路で最高20℃の日に「かなり暑い」と出てしまうのを避けるためです。その地点にとっての体感的な暑さ寒さは、別に「その地点の上位・下位5%を境目にした厳しい暑さ・寒さの日の割合」として出しています。

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